2017年6月8日、『カンブリア宮殿』で「金芽米」を開発した東洋ライス が取り上げられます。
米が売れなくなっている中で、「金芽米」は「おいしさ」と「健康」で爆発的にヒットしています。
米の常識を変えて、農家の救世主にもなっているそうです。
「金芽米」は普通の米と何が違うのか?
「金芽米」の効果について、調べてみました。
金芽米の効果は?口コミだと血糖値やうつ、アトピーに効く?味やカロリーもチェック!
金芽米とは、米の品種名ではなく、玄米、精米、胚芽精米のような米の精米方法のことです。
開発したのは、東洋ライス株式会社。
東洋ライス株式会社の社長・雜賀慶二氏は立志伝中の人で、戦後、精米機の販売や「焼け跡から出てきた」 精米機の修理で事業を開始。
その後、米に混入した石を取り除く機械を独力で開発。
精米器の製造に乗り出しました。
さらに、「無洗米」も初めて販売して、大ヒットとなりました。
「発明家社長」と呼ばれています。
そんな雜賀慶二社長率いる東洋ライスが開発して大評判となっているのが、「金芽米」です。
金芽米は、精米方法が違います。
胚芽の口ざわりの悪い部分を取り除き、胚芽の底の部分を残しています。
玄米は、もみ柄を取り除いただけの米で、 栄養価は高いが消化が悪く、まずいです。
胚芽米は、玄米の胚芽 の80%以上を残して精米した米で、 玄米ほどではないにしても、栄養価は高く口当たりが悪いです。
白米は、いつも食べているものですね。
それに対して、金芽米は、白米と同じ口当たりで白米よりも 旨みや甘みがあって栄養価が高いものです。
玄米と白米のいいとこどりみたいなイメージですね。
金芽米は、白米に比べビタミンB1・Eが約2倍、食物繊維が約1.5倍。
ビタミンB群はうつ病に効果があると言われていますね。
玄米に含まれるリン、カリウム、マグネシウム、亜鉛なども含まれます。
亜鉛はうつ病やアトピーに効果があると言われています。
腸内環境を整える健康糖質が非常に多く(マルトースは約60倍、オリゴ糖は約12倍)も含まれています。
マルトースは、血糖値の急激な上昇を起こさない健康糖質です。
さらに、カロリーに関しても、金芽米は白米に比べると、ふっくらと炊き上がり、少ないお米で同じ量のご飯が炊き上がるため、摂取カロリーが1割程度減ります。
これだけのメリットがあると、価格的には、少し高いですが気になってしまいます。
楽天にも、東洋ライスの直営ショップがあって、その口コミでも、かなり好評のようですね。
以上です。
米は毎日食べるものなので、おいしくて健康に良いものを食べたいと思ってしまうもの。
金芽米が気になってしまいますね。